入園前に揃えるものはとにかくたくさんあるので時間もかかります。
園からも「手作りは大変だから市販の物で全然大丈夫ですよ。」と言われたのですが、めんどくさがりの私が珍しくやる気になり、ミシンを買い巾着袋を手作りしてみました。
生地、ひも選び
生地は用途によって変えるので、コットン生地とキルティング生地の2種類を買いました。
柄は少し悩みました。まだ、0歳の子供が電車を好きになるのか、仮面ライダーを好きになるのかもちろんわかりません。
なので、自分の好きな柄の生地を選びました。
只今5歳の息子ですが、大好きな車とは全く違う柄なのに一度も文句を言わず使ってくれてます。
ひもはアクリルひもを使い、キルティング生地は太いひもを、コットン生地は細いひもを使いました。
柄をすべて同じにする場合は、ひもの色を変えて使い分けるといいですよ。
出来上がりサイズと枚数
巾着(裏地なし)の出来上がりサイズと枚数です。
運動着、着替え入れ(キルティング)
横33㎝×縦37㎝ ひも1m 2本
冬用着替えを2組入れるとパンパンになります。
わたしはキルティングにしましたが、コットンでも大丈夫だと思います。
コップ入れ(コットン)
横19㎝×縦20㎝×マチ5㎝ ひも50㎝ 2本
コップと歯ブラシを一緒に入れても大丈夫なサイズです。
お箸セット入れ(コットン)
横18㎝×縦25㎝ ひも60㎝ 2本
お箸セットだけじゃなく、食事用エプロンを一緒に入れても大丈夫なサイズです。
歯ブラシ入れ×2枚(コットン)
横7㎝×縦21㎝ ひも25㎝ 2本
歯ブラシのみのサイズです。
袋作り作業
型紙を作る
作りたい大きさの型紙を作ります。
紙は何でも大丈夫です。
裁断
生地に線を引いたら、縫い代分を残してきります。
縫い代はひもを通すところは5㎝、それ以外は1㎝とりました。
初心者なのでもう少し多くとった方がいいかなとも思ったのですが、1㎝で大丈夫でした。
1枚で半分に折る方法のが縫う場所が少なくてすみますが、柄が逆さまになってしまうので私は2枚に分けました。
端処理
生地をきったら、縫い代がほつれないように周りをミシンでジグザグ縫いします。
底と横の部分を縫う
柄同士を重ね合わせ、まち針でとめます。
両脇の部分の上から9㎝のところに印をつけ、そこから下にコの字に縫っていきます。
最初と最後は必ず返し縫いをしてください。
ひもの通し口を縫う
両脇部分の縫い代をアイロンで開いた後、先ほど縫わなかった部分(ひもの出入り口)の縫い代の上をコの字に縫います。
糸が見える部分なのでゆっくり丁寧に縫い、目立たない色の糸を使います。
ひも通しを作る(マチを作る)
ひも通し部分を上から2㎝と5㎝のところで折り、縫いやすいようにアイロンをかけ三つ折りにします。
ひもを通しやすくする為に、なるべく下の方を縫います。
こちらも最初と最後は返し縫いをしてください。
生地が重なって厚くなっているので少し縫いにくいですが、しっかり押さえてゆっくり縫います。
マチを作る場合は、底と脇の縫い目を合わせます。角に三角形ができるようにミシンで縫います。
三角形が大きいほど、マチも大きくなります。
ひもを通す
袋を表に返して形を整えます。
最後にひも通しで両側からひもを通します。
私は持っていなかったので、アメピンを使いました。何度か外れてしまってやり直しましたが、全部通せました。
ひもが通ったら縛って袋は完成です。
名前をつける
これで終わったーと思いきや、もう一つとても大事な作業が残ってます。
忘れてはいけません。
名前をつけて本当の完成です。
私はアイロンタイプのお名前シールをつけました。
すべてこの工程で作っていきました。
初心者でもきちんと作れましたので、ぜひ参考にしてみてください。