UDタクシー(ユニバーサルデザインタクシー)の補助金申請の流れと必要書類

仕事

UDタクシー(ユニバーサルデザインタクシー)の補助金はUDタクシー購入後にもらえる補助金です。
国、県、市の三か所に申請し、最高で120万円(国最高60万円、県最高30万円、市最高30万円)もらうことができます。
ただ「購入したので補助金ください。」と申請書を出すだけではありません。
順番を間違えるともらえなくなりますので、購入を考えている方は必ず確認してください。

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補助金申請の流れと必要書類

1.要望調査で報告

「ユニバーサルデザインタクシー購入費補助金の要望調査」の通知がきますので、来年度に購入予定の台数や着手予定年月等記入して報告します。
申請は年度ごとになります。(令和2年度でしたら、令和2年4月1日~令和3年3月31日になります。)
報告したからといって必ずすべての台数分や最高金額がもらえるわけではありません。
予算や報告台数によって要望どおりにいかない場合もあります。

2.補助金の内定がでる

内定が出ると連絡がきます。

3.補助金交付申請書を運輸支局に提出

国、提出書類(控えが必要な場合は5部用意します)
・補助金交付申請書
・補助金交付申請事業
・購入予定の自動車の見積書
・車両の価格表(車両の本体価格が確認できるもの、カタログでもOK)
・ユニバーサルデザインタクシーの研修を実施していることを証する書面(様式指定あり)
・UD研修の受講者数調べ
・必要人数分のUD研修受講修了証のコピー
・UDタクシー車両に併せて多言語化、無料公衆無線LAN環境の整備又はキャッシュレス対応のいずれかを行うこととすることを証する書面
【リース会社申請の場合】
上記書類に加えてリース会社に書類を頼みます。
・貸与する車両・船舶の状況の書類
・自動車リース見積書
・自動車リース料金算定根拠明細書

4.国の交付決定通知書が届く

交付決定通知書は県や市の申請に必要です。

5.県と市に補助金交付申請書を提出

県、提出書類

・補助金交付申請書
・国の決定通知書(コピー)
・一般乗用旅客自動車運送事業者の認可書又は許可書
・車両購入見積書
・暴力団等に該当しないことを記載した誓約書
・県税に滞納がないことを証する書類(納税証明書)
・法人の場合は法人登記簿謄本(コピー可)
・個人事業主の場合は住民票及び前年度の確定申告書(コピー)

市、提出書類

・補助金交付申請書
・国の決定通知書(コピー)
・車両購入見積書
・車両の価格表(車両の本体価格が確認できるもの)

 

6.県、市から交付決定通知書が届きます。

交付決定通知書は実績報告書提出の時に必要です。

7.UDタクシーを購入します。

必ず交付決定通知の後に車を購入してください。
交付決定通知がでる前に契約、購入してしまうと補助金がもらえません。

8.実績報告書を提出

国、提出書類

・実績報告書
・車両の自動車検査証の写し
・車両の請求書の写し
・車両の支払いを証する書面(領収証等)
・車両の写真(前面、左側面、後面、スロープを出したところ)
UDマークが確認できるように写すこと
・支払請求書
(支払請求書は請求時に利用)
【リース会社申請の場合】
・貸与する車両・船舶の状況の書類
・自動車リース契約書

県、提出書類

・実績報告書
・車両購入契約書(コピー)
・車両購入領収書(コピー)
・車両の自動車検査証(コピー)
・車両の写真(前面、左側面、後面、スロープを出したところ)
・市の交付決定通知書の写し
・補助金交付請求書
・県の交付決定及び金額の確定通知書の写し
(補助金交付請求書と確定通知書等の写しは請求時に利用)

市、提出書類

・実績報告書
・車両購入契約書(コピー)
・車両購入領収書(コピー)
・車両の自動車検査証(コピー)
・補助金交付請求書

書類提出には提出期限がありますので、遅れないようにしてください。

また、申請書や報告書、請求書は国、県、市すべて書式が違いますので、必ず確認してください。

それぞれに提出書類がたくさんありますので少し大変ですが、UDタクシーの購入を考えている方はとても助かるかと思います。

ぜひ、参考にしてください。

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